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この旅最後の坂倉準三建築、神奈川県庁舎、神奈川県立近代美術館(現:鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム)

更新日:2024年1月30日

和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、

山下木造建築店です。


さらに続いて坂倉準三設計の建築巡礼。

同じような投稿が続きますが、この旅についてはこれで最後です。


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神奈川県庁新庁舎。


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青いタイルが特徴的。

すでに現存しない呉市庁舎なども青かったみたいだけど同じタイルだったんだろうか。


ここは外観のみ楽しんで鎌倉へ向かいます。



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とうとう来てしまいました、日本のモダニズム建築の傑作と呼ばれる、

神奈川県立近代美術館(現 鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム)。

通称カマキン。


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天気が悪い。


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こちらがかつてのメインの入口との事。

今の時代、大階段が入口だとバリアフリーの観点から厳しいのでしょうか。


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鉄骨柱のへこんだ部分が赤く塗装されてます。


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ピロティから蓮池を望む。

よく見ると所々に樹木を植えた島があるんですね。


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天気が悪く、軒裏に水面のキラキラ反射が映らないのが残念。


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聞いていた通り、鉄骨柱の足元は石に乗っているのではなく、

柱を池の底に建てたあと、2つに割った石で挟み込んでいる感じ。

当時は、余計な装飾を良しとしないモダニズムの精神に反していると批判された、とか。


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建物内へ。

カラフルな扉たち。


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部分ごとに複数色を塗り分け。住宅でコレやって許してくれる方が居るかな。

ここの鉄骨柱のへこみ部分は緑色。


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中庭。


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大谷石に穴。


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本で見ていた黄色い扉。


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手すりの受けが少ないからか、目に見えて垂れ下がってるな。


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ギュイーンと曲げた手すりの階段を降りてきた。


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ガラス窓と扉のバランスが不思議、かつ絶妙。


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避けたくなりがちな網入りガラスもデザインに見えてくるから不思議。


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ここの扉は白かー。飽きさせないなー。


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途中でカワセミを発見。


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初めて肉眼で見たので大興奮!

しばらく建築を忘れてカワセミに夢中。

でも近くには来てくれず、必死の望遠で撮ってこの感じ。かわいいしキレイ。


以上、天気は悪かったですが、

お目当ての建物を体感できて、さらにカワセミも初めて見られて

鎌倉最高!でした。


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帰り道に大仏さん。


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背中、穴開いてるんや。


これで長野~東京~神奈川と続いた坂倉準三建築巡礼は終了。

遠く東京まで行っておきながら、人気の観光地に寄ることもなく帰って来ました。

この旅で得たものがあるのかないのか、気になるところですが、

今確信が持てないだけで何かしら成長できたのではないかと信じております。


今日はここまで。

またよろしくお願いします!


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