和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、
山下木造建築店です。
前回のブログに書いた通り、
このおうちは基礎断熱工法(床下エアコンあり)。
基礎のベースコンクリートと外周の立ち上がりコンクリートを
一体打ちしますので継ぎ目ができません。
一般的にはいったんベースコンクリートを平らに打設して、
そののち立ち上がりコンクリートを打つので継ぎ目ができます。
その継ぎ目からシロアリが侵入する可能性があると聞きます。
今回採用する基礎断熱工法は、基礎の内側(=床下)も屋内と同様の温熱環境となり、
シロアリにとっても暮らしやすい状況になるので、
シロアリの侵入に対してより慎重に対策する必要があるのです。
コンクリート一体打ちは、ただでさえ技術と前向きな気持ちが必要なのですが、
今回面積が大きいので特に大変そうです。
寒い時期のコンクリート打設になりましたので温度補正を。
より強度を上げたコンクリートを打ちます。
打設完了。
コンクリートが乾いたら、内周部の型枠を立てます。
今度は内周部の立ち上がり打設。
基礎工事完了です。雨で工期が大幅に伸びることもなく、
問題も発生せず、スマートに終えることができました。
いつも丁寧な施工をしてくれる土木業者さんに感謝です。
ありがとうございます!
今日はここまで。
またよろしくお願いします!
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