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桧(ヒノキ)板、モルタル掻き落としの外壁

更新日:2024年1月30日

和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、

山下木造建築店です。


今回は外壁工事です。

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防水シート付きの金網(ラス網)を全面に張って、


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ラス網に食いつかせるようにモルタルを塗りつける。

モルタル内にメッシュシートを伏せこんで、

割れが生じるのを予防します。


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塗り終わりました。

このモルタルは下地なので、養生期間を確保してしっかり乾かしてから、

後日もう一度仕上げ塗りします。


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モルタルが乾くのを待つ期間、一部の外壁に桧(ヒノキ)板を張っていきます。


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この板はほとんど節のない桧板に

オスモカラーのホワイトとクリアーを1:1で混ぜて塗装したもの。

半透明のホワイトになるので桧らしさを損なっておらず良い感じです。


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玄関内も同じ板。ニッチの巾はキッチリ板3枚分で製作。


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天井も同じ板。


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さて、下地モルタルがしっかり乾いたので、仕上げ塗りにかかります。


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仕上げ材もモルタル。左官さんが調合、調色してくれたもの。

これにさらに砂、水を加えて練ります。


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左官さんが事前にたくさんサンプルを作ってくれて、

この中からお施主さんにお好みの色を選んでいただきました。

あまり濃い色を塗ると、陽の当たり方や雨水のかかり方によって

色ムラが目立つそうなのでオススメしません。


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たくさん左官職人さんが来てくれて、

材料を練る人、運ぶ人、塗る人など役割分担して進めてくれてます。


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全面塗れたら、


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表面を剣山のようなブラシを使ってガリガリ掻きます。

搔き落とし仕上げ、といいます。

この質感、たまりません。良いです。


今日はここまで。

またよろしくお願いします!

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