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造作工事、無垢の杉の床板も張ってます。

和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、

山下木造建築店です。


和歌山市の木造住宅新築工事、引き続き造作工事が続きます。


玄関戸枠も大工造作で。


軒天には桧の板。オスモカラーのクリアを塗装してます。


2階の床板を張り始めました。

毎度同じですが、一押しの杉・無垢のフローリングです。

今回は杉・赤身、厚み30mm、巾215mmのしっかりした床板です。


杉の床板は柔らかく、足触りがとても気持ちいいので、

とにかくまずこれを第一におすすめします。

ただ、柔らかいということは簡単にキズついてしまうという

欠点があるのはご理解ください。

最初は床に物を落としキズを付けるたびにショックを受ける事と思いますが、

それよりも味わい深く育っていく床の価値のほうが素晴らしいと考えています。

徐々にキズは気にならなくなった、という方がほとんどです。

気にしてもキリがないということかもしれませんが・・・。


はい、すみません。杉の床板の説明、定型文になってます・・・。

もっと上手く良さを伝えられるようになったら更新したいと思っております。


2階は勾配天井となっていて、杉の白い部分のみを選んで張ってます。


棟部分は突き付けにしてあるので、仕上がり精度にはなかなか気を使います。


先ほどと同じ杉・赤身のフローリングですが、玄関やリビング、ダイニングなど

メインとなるところには節の無い綺麗なものを選り分けて張ります。


1階も勾配天井になっていますがこちらは桧の板を張ってます。

奥のほうに薪ストーブの煙突が降りてくる穴が開いているのが見えます。


こうやってみると木がふんだんに使われています。

これらの木はすべて無垢の木、100%木です。


現在は目に見える部分に木を使わない、

使っていたとしても表面の数ミリだけが木で芯材は異なる物質、

という家づくりが大半だと思うのですが、

無垢の木をたくさん使い、出来上がった後も

大工の手仕事が目に見える家づくりに携われているのは本当に幸せだと感じます。


今日はここまで。

またよろしくお願いします!

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