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玄関戸とバルコニー出入り口に木製建具入りました。

和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、

山下木造建築店です。


大阪府枚方市の木造住宅新築工事、

木枠を大工造作で作っていた開口部に木製建具が入りました。

建具屋さんによる別注建具です。




こちらは玄関戸。

ピーラー(ベイマツの柾目)の板を並べた開き戸に

真鍮のレバーハンドル。

玄関に木製建具を使うときはいつもお施主様にお伝えするのですが、

「2つある鍵のうち、1つでも動きが悪くなったらお知らせください」、

ということ。

木製建具はどうしても湿気などの影響で木が反ってしまって

動きが悪くなる場合があります。

特に玄関戸は2つとも鍵がかけられなくなると外出できなくなってしまうので、

1つでも動きが悪い時点で訪問し、必要であれば補修するようにします。


上部はFIXのLow-e複層ガラスを設置し、

玄関内に自然光を取り込むよう工夫されています。

天井の耐水ラワンベニヤ(オスモカラーのクリアを塗装しました)は、

ガラスを挟んで屋内外で同じ高さに設定され、

天井の連続性を感じさせるになっています。


もう一カ所、バルコニーへの出入り口にも別注木製建具。

ピーラーのLow-e複層ガラス入り框戸です。


当店の家づくりでは、こういった別注の木製建具の使用をおすすめしております。

気密性や安定性は既製品に劣りますが、

それに代えても味わい深い木製建具、

おうちに1ヵ所でもあると雰囲気が全然変わります。

おすすめです。


今日はここまで。

またよろしくお願いします!

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