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杉・無垢の床板。おすすめです!

和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、

山下木造建築店です。


兵庫県たつの市の木造住宅新築工事、床板を張り進めます。

床には三重県熊野産の杉の赤身、厚み3センチ、幅21センチの

しっかりとした床板を使用。無垢材です。100%木です。


杉の床板は柔らかく、足触りがとても気持ちいいので、

とにかくまずこれを第一におすすめします。

ただ、柔らかいということは簡単にキズついてしまうという

欠点があるのはご理解ください。

最初は床に物を落としキズを付けるたびにショックを受ける事と思いますが、

それよりも味わい深く育っていく床の価値のほうが素晴らしいと考えています。

徐々にキズは気にならなくなった、という方がほとんどです。

気にしてもキリがないということかもしれませんが・・・。


こちらがその杉の無垢の床板。赤身で揃えているので統一感があります。

赤身ばかり揃えるので少々お高くはなります。

赤も白も混ざったものは「源平」と呼ばれ、杉の場合その色の差がハッキリしています。

そういう目で見ると、張った直後は赤白の差が気になるかもしれませんが、

徐々に年月が経ちますと色の差はさほどでもなくなってきます。


写真左側は節が無くスッキリしたもの、右側は節の多いものが並んでいます。

施工する前に選り分け、メインどころとなる部分には

できるだけキレイな板を張るように心がけます。



リビングの一部。キレイな板です。

中央のガラリは床下と屋内を繋げる穴が開いてます。

床下の基礎コンクリートは数年間湿気を放出し続けるとも聞きます。

基礎断熱工法を採用し床下を密閉させて外気と通気させない場合、

その湿気は排出されることなくとどまり続けることになり

カビを発生させたりするようです。

基礎の湿気が落ち着くまで屋内に湿気の逃げ道を作っておくことは必要なことです。


さて、床板は張った直後にクッション材などで養生し、すぐ見えなくなります。

なので油断すると写真を撮り忘れるのですが、今回もそれでした・・・。


今日はここまで。

またよろしくお願いします!

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