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接道義務を満たさない敷地。役所に通って許可もらう。

和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、

山下木造建築店です。


大変ご無沙汰しております。

大阪府枚方市のほうで木造住宅新築工事を計画しております。


始めて現場を訪れたのは2月末。

高低差が結構あるので擁壁が要る。

敷地内に平らな部分がほぼ無く、現状では軽トラ1台駐車するのがやっと。

前面道路にもまったく駐停車できるスペースが無いので、

初期は何をするにも道路使用許可を取って通行止め。

付近の道路は3t車規制がかかっているので3t車以上は通行許可が要る。

なかなかハードルの高い敷地です。


そして何より、この溝。道路と敷地の間のこの溝。

これが枚方市が水路として持っている物。

つまり、敷地が道路に接していない。

建築基準法に定められている、

「建築物の敷地は、道路に2メートル以上接しなければならない」を

満たしていない。

まずこれをクリアし、然るべき許可を得てから工事にかかることとなりました。


枚方市の下水道管理課、道路管理課のほか、土木関係の部署などなど、

手あたり次第に通いまくり、

市の指示通り水路にグレーチングで橋をかける計画を立てることで

無事許可を得ることができました。

水路がある敷地は気を付けないといけない、と聞いてはおりましたが、

やはり大変であることを実感いたしました。


今日はここまで。

またよろしくお願いします

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