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外壁工事、真っ黒な焼杉板張り!

和歌山で国産木材と、土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、

山下木造建築店です。


和歌山県紀美野町の木造住宅新築工事、

メインの外壁は表面を真っ黒に焦がした焼杉板を張りました。

そういえば、この前に居た兵庫のたつの市や姫路市周辺は

焼杉板を外壁に張った家がたくさんあったな、などと思いつつ

張り進めていきました。


透湿防水シート「タイベックハウスラップ」の上に通気胴縁を縦に取り付け、

さらに横向きに胴縁を取り付けます。

これに焼杉を留めていきます。


表面を触った感じはもはや炭です。真っ黒に汚れます。

留め付けは黒色に着色したステンレス釘を手で一本ずつ打ちました。

同じ色なのでどこに釘があるのかよくわからなくなってます。


板の長さが1枚では足りないので上下で継ぎます。

なかなか進みません。






完成です。

真っ白な漆喰との対比が良い感じ。


和瓦や漆喰塗りにこの焼杉、このおうちには今日ではあまり採用されない

建築材料がたくさん使われています。

私にとっても焼杉を張るのは初めてで、

一人で張ったのでものすごく大変でしたが、

出来上がってみると他の材料に代えがたいものがあるので

是非また張ってみたいなと思います。


今日はここまで。

またよろしくお願いします!

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