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垂木、広小舞、化粧野地板。屋根仕舞です。

更新日:2021年7月23日

和歌山で国産木材と、土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、

山下木造建築店です。


和歌山県紀美野町の木造住宅新築工事、

棟上げのあと屋根仕舞が続きます。

あとに屋根仕上げ材を葺けるように、下地を作っていく工程です。


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垂木が整然と並びます。

軒先だけ化粧垂木になるのですが、

先にお施主様が塗装を済ませてくれました。


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面戸板(桁上で垂木と垂木の間に取り付ける部材)には穴を開けてあり、

天井裏への通気の入口にします。

虫などの侵入を防ぐステンレスの網を張るのも忘れずに。


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垂木の先端に「広小舞」という部材を取り付け。

屋根は和瓦葺きにします。2列目の瓦は1列目に乗って持ち上がりますが、

1列目は乗る相手がいないので広小舞で高さを作り、

1列目の瓦を広小舞に乗せて持ち上げ、

その後の瓦と同じように並べるための部材です。

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青い空と軒の化粧垂木が美しい。


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杉の化粧野地板。こちらも先に塗装済み。


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化粧ではない一般部分は構造用合板を張ります。


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下屋部分はまず体力面材モイスTMを張ってから

垂木掛けを取り付け、以下の工事に進みます。


これで屋根下地は完了。

今日はここまで

またよろしくお願いいたします!

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