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和歌山県紀美野町の家、上棟。

更新日:2021年7月23日

和歌山で国産木材と、土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、

山下木造建築店です。


後天性雨男(自覚し始めたのが20台前半だったので)の本領発揮!

2度の台風を含む悪天候により、まさかの3度の延期を経て

11月初旬に和歌山県紀美野町で棟が上がりました。


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当日までに土台設置しておきます。土台・大引はヒノキ。

中央付近に19.5センチ角の柱を基礎まで落とし込む計画です。


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晴れて棟上げ開始。

構造材から下地材まですべて国産の材木(主に杉、ヒノキ)。

こちらの家では三重県熊野産の材木を使っています。


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この日のハイライト、19.5センチ大黒風の柱。こちらもヒノキです。


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もしかして自重だけで落ちてくれるのでは?という考えは甘く、

良い感じで固く加工してくれていたので結構苦労しました。


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基礎まで落とし込み完了。


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梁もドンドン組んでいきます。

柱、梁を見せる家になるのですが、

本来見せるグレードではない材木を使用。

「見える部分はすべて濃色で塗装するし」、というご意向です。

お施主様にしっかりご理解いただけていれば

こういう試みもあってよいと考えています。


とはいえ、見せることを意識して構造を組んでいます。

結果、必然的にドンドン梁せいが大きくなり、

見た目にやりすぎ(?)感のある構造になりました・・・。

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2階床までの梁組み完了。

梁に直に照明器具を取り付ける部分があるので

わざわざ電気屋さんも来てくれて先行配線。


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7本の通し柱が伸びています。


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2階の柱を立て、


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無事、棟が上がりました。


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正面。


この写真は11月2日のもの。現在、工事はもっと進んでいて

まもなく和瓦を葺き始めるところです。

また順を追ってご紹介したい思っていますので、

今後ともよろしくお願い致します。

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