和歌山県海南市の改装リノベーション工事です。
フローリング張りの前に床の下地工事を。
今回は既存の床を撤去せず、重ね張りする事に。
こうする事で施工費、材料費、解体費、ごみ処分費を
抑えることが出来ます。
ただし、既存床を撤去し下地からやり直した方が床の水平が
確実に出せるし、床下の材が傷んでいれば取り替えたり、
断熱材を入れたり、必要であれば床下に防湿シートを敷いて
土間コンクリートを打てたりします。
それぞれメリット・デメリットがありますので、
ご予算や建物の状況に応じて施工法を選択します。
この工事では、元々ダイニングキッチン、畳の間、廊下であった部分を
大きな一部屋のLDKにしますので、床が同じ高さになるように材料を選んで
調整します。
羽柄材(下地などに使う材木。最終的に隠れてしまう部分に使い、
野材とも言います)は紀州材を使用。
「近くの山から切り出された材木を使う。」
本来すごく合理的なはずなのにそうでもないという現状。
そんな状況を少しでも変えていきたい。
日本の材木を使う事はすごく意味のあることなのですが、
それが高価となると使いづらいのは当たり前。
そのあたり材木業者さんともたくさんお話をして、
国産材をもっと気軽に使えるようにしていきたいと夢見てます。
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