赤土壁の中塗り仕上げ、左官さんが塗ってくれました。

最終更新: 4日前

和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、

山下木造建築店です。


大阪府枚方市の木造住宅新築工事、

赤い土壁の中塗り仕上げを施工しました。


当店ブログにもたびたび登場しております、

土壁の中塗り仕上げ。

一体なんの事でしょうか?


昔の住宅の壁は、竹小舞を編んで土を分厚く塗ってあり、

その上に漆喰や綿壁などを塗って仕上げています。

厚い土は一度に塗りつけるのではなく、複数回に分けて塗り進めます。

「中塗り」という状態は、漆喰などの仕上げ材を塗るひとつ手前の段階。

つまり本来は仕上げではなく、まだ下地の段階なのですが、

これがまた十分に美しいのです。

土、砂、ワラを混ぜて塗られた壁は、程よく凹凸を生み、

味わいのある表情を作り出してくれます。

塗り壁の中ではかなりお安く施工ができるのも魅力です。


まずは下地として、石膏ボードの代わりにラスボードを張ります。

石膏ボードにブツブツと穴が開いたようなボードで、

この穴に左官材が入り込んで食いつきを良くします。

ラスボードの継ぎ目にはメッシュテープを張って

割れが出にくいようにしています。

そこに石膏プラスターを塗っていきます。


プラスターが乾かないうちに土を塗っていきます。

まずは赤土ではなく一般的な土で、ある程度厚みを付けていきます。



続いて赤土を塗っていきます。


一部、壁と天井がつながる部分は曲面になってます。

キレイに塗ってくれました。


赤土壁の中塗り仕上げ、完成です。


今回は赤土を使いましたので、お安い物とはなりませんでしたが、

「御津の家」、「わかやまの家」で採用した壁は、

壁紙と比べるとやはり高価ですが、左官さんが施工する塗り壁、

という部類の中ではかなりお得に施工できます。

ぜひ候補に取り入れて見られてはいかがでしょうか?


今日はここまで。

またよろしくお願いします!