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特に構造材には国産材をオススメ

和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、

山下木造建築店です。


和歌山市の改装リノベーション工事です。

朝一番、熊野からトラックで3時間半くらいかかって構造材と羽柄材が到着。

床下には湿気に強い桧、柱・梁は杉を使います。

リビング吹き抜けに取り付ける化粧のタイコ梁。

天然乾燥かな?ツヤがあって綺麗な材です。

タイコ梁というのは、両サイドの面は平らに加工してあり、

上下面は丸太の丸みを残したままのものを言います。

が、この写真ではわかりませんね。


家を支える骨組みになる構造材には国産の桧、杉を使う事を強くお勧めします。

理由は「耐朽性・防蟻性ともに高い」事。(↓ 建築材料用教材 2013年改訂第4版より)

国産ヒノキ、杉は緑、一般的によく使われる外国産材を青に色分けしました。

これらは材木の心材(輪切りにして真ん中の部分)のデータです。

辺材(木の外側部分)はほぼすべての樹種において耐朽性・耐蟻性とも

低くなります。


もっと広い視野でみると国産材を推進する理由はたくさんあるのですが、

最も説得力があって、住まい手さんにとってメリットが大きいのはこの点であり、

それだけでも国産材を使用する意味は充分と考えています。

さあ、来週から木工事や。

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