和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、
山下木造建築店です。
和歌山市の木造住宅新築工事、基礎工事が完了し、木工事が始まります。
その前に、今回も構造材、造作材ほか、材木を納品していただく
三重県熊野の野地木材工業株式会社さんへ工場見学、
「のじもくツアー」にお邪魔しました。

こちらがまさに実際におうちの登り梁になる材木。
特殊な寸法の材料ですが、野地さんがきれいな材を
ご用意してくださいました。
以前、「紀美野の家」を建てさせていただく前にも野地さんを訪問していて
2度目となるのですが、またぜひお邪魔したいと思わせてくれます。
熊野は良いところのように思いますので、
仕事関係なくまた来たいなと思うほどです。
さて現場に戻りまして、まず土台敷から。

野地木材工業さんに納品いただいた、三重県熊野産の桧、の芯材を使います。
桧や国産材の芯材はシロアリや普及に対して強いとされているので
当店は構造材はじめ使用する材木は国産材を使用しています。

続いて床下断熱材を設置していきます。
この断熱材の下は湿気が滞留しないよう通気させ空気を動かします。
湿気は建物にとって良いことはなく、
シロアリも風通しが悪く湿ったところが大好きなようです。

今回は基礎断熱工法としないので、当店にしては珍しく
棟上げ前に床の構造用合板を張ってます。
濡らさないように粘着性のあるシートで全面覆っておきます。
次回はいよいよ棟上げです。楽しみです!
今日はここまで。
またよろしくお願いします!
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