和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、
山下木造建築店です。
和歌山市の木造住宅新築工事、
大工造作工事、造り付け家具工事を進めております。
このL型に交わる窓の枠に固定棚を設置する作業です。
サッシを仮付けしておいて窓枠と化粧の間柱を取り付けて墨をし、
一旦サッシを取りはずして棚を乗せる欠きこみを掘り、
棚板を屋外側から差し込む段取りです。
よく陽の入るサンルームでの作業ですが、
サッシを外すのでめっちゃ寒いです・・・。
棚板が差し込まれました。すべて杉の無垢材で作られています。
引違い窓の真ん中、框の重なる部分に化粧間柱を立て、
また両サイドの框は化粧柱にかぶせ、框が目立たないようになってます。
右隣の棚が無い部分も化粧間柱を立ててます。
こちらの大きな台、階段の1段目となる踊り場です。
1.7m×1.2m、タモ集成材の板をドンと1枚設置。
書斎的なスペース。足元は掘りごたつのように1段下がっています。
ここでパソコン作業したり、趣味の時間を過ごすことが出来ます。
お子様用のデスクが2つ並びます。
2つの間には可動間仕切り壁を設け、子供室を2つに区切れるようになってます。
デスクは杉の巾接ぎ板、野地木材工業㈱さんの
「のじもくまのパネル」で作りました。
巾接ぎ(はばはぎ)とは、複数枚の板を接着し1枚の大きな板にしたもの。
完全な1枚板は非常に高価なので、私どもが作る造作家具は
ほとんど巾接ぎ板で製作します。
洗面台も造作で。
タモ集成材で作ったカウンターに穴を開け、
ここに陶器の洗面器を落とし込みます。
隣にはこちらも造作中の収納棚を設けてます。
造作工事はやっていて楽しい物ですが、なかなかはかどりません。
まだまだ作るものがあるので頑張ってやります。
今日はここまで。
またよろしくお願いします!
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