外部木製建具のための大工造作。手加工で作ります。

最終更新: 5日前

和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、

山下木造建築店です。


和歌山市の木造住宅新築工事、屋内では木工事が進んでいます。

まず下地から。


三重県熊野産のヒノキの大引と鋼製束で床を水平に。


大引の上は構造用合板。ここはキッチンになるところで1段下がってます。


足元がよくなったので、外部の木製建具の鴨居・敷居などの枠類を手加工していきます。


柱の外側をガラス入り片引き戸と網戸が走り、

それらはすべて戸袋内に引き込んで隠してしまえるよう設計されています。


2階にもバルコニーに面して木製建具。ガラス戸と網戸。

ここも建具を左右に引き分けてすべて戸袋内に引き込めます。


室内側は大きなデスクになってます。

野地木材工業㈱さんの「のじもくまのパネル」という巾接ぎ板を使ってます。

杉と桧の2種があり、巾160mm の板を2枚以上並べて1枚の大きな板にしてもらえます。

長さや厚みも各種ありますので選びやすく、この製品にはいつもお世話になってます。


こちらは広葉樹メイプルの巾接ぎ板。

これはダイニングの窓の敷居 兼 腰掛けになります。


取り付けるとこんな感じ。

奥の溝は障子が入ります。


このように、窓にアルミや樹脂の既製品のサッシを使用せず、

枠を現場で作り、木製建具を建具屋さんが作る、という

現在ではあまり一般的でないことを未だにやってます。

動作の安定性、気密性などは既製品サッシのほうが勝りますが、

ここを木で作ることで格別の空間が出来上がります。

おうちに1ヵ所あるだけで大きく雰囲気が変わります。


木製建具や木の枠は湿気などの影響を受けますので、

1年目の梅雨時などに動きが固くなったりすることもありますが、

不具合が出た場合はすぐに対応させていただきます。

是非ご検討ください。


今日はここまで。

またよろしくお願いします!