和歌山で国産木材と土・紙などの自然素材を用いた建築を行っております、
山下木造建築店です。
兵庫県たつの市の木造住宅新築工事、外壁工事の様子です。
まず木の骨組みに「モイスTM」という板を張っていきます。
その前にモイスとモイスの継ぎ目になる部分に、PEパッキンという薄いスポンジのような
テープを張り気密を確保していきます。
こちらがモイスTM。
決められた種類の釘を、決められた間隔で打って留めることで壁の補強ができ、
地震や風からおうちを守ります。
1枚が巾91センチ、縦が240センチとか270センチとかあり、
それぞれ重さが25kg、28kg。相当重いです。
ある大工さんが初めて持ち上げた時、想像より重いので一旦おろしていました。
モイス張り付け後、屋内から見ると一気に部屋感が出ます。
モイスの上に透湿防水シート「タイベック ハウスラップ」を張り、
外壁内に通気層を設けるための通気胴縁を留め付けます。
足元は通気層に虫などが侵入しないように金属の網を取り付け。
仕上げが塗り壁になる部分はバラ板と呼ばれる木の板を張り、
そして2層目となる防水紙「モルタルラミテクト」、
さらにその上に「ダブルラス」という金網を張ります。
この金網にのちに塗る左官材をしっかり食いつかせ、
材料が落ちるのを防ぎます。
今回は外壁仕上げに「スーパー白洲そとん壁」を使用します。
完成が楽しみです。
今日はここまで。
またよろしくお願いします!
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